プレ八王子祭 劇「変な森〜赤ずきんは気付かない〜」を取材しました!
初めまして!新聞会の新入生、ちくわと申します!先日の5/18(土)にプレ八王子祭が開催されました。その中で、学生自治会常任委員会さんが主催された劇「変な森〜赤ずきんは気付かない〜」を取材してきたので、今回はその様子をお伝えしたいと思います!
舞台は巨大なりんごが地面に埋まっていたり、同じ木に色々な果物が実っている「変な森」……文字通りとてもおかしな森です。へんてこなだけでなく危険もいっぱいなこの森で、数多の妖精を従えて森を管理するフォレス様や、妖精のダリアと人間界から来た晴留兎(はると)が、同じく人間界から迷い込んできた赤ずきんを守っていく物語です。写真の左にいる羽が生えている方がダリアで、右が晴留兎です!
今回の劇は演者のやり取りだけでなく、お客さんが参加できるゲームもありました!物語が始まる前に一つ目のゲーム、お客さん同士が仲良くなれる「みまもり自己紹介ゲーム」が行われました。シードカードと呼ばれるお題の書かれたカードを、ババ抜きと同じ要領で交換していき、同じカードを引いたらそのお題について発表するゲームのようです。
フォレス様の仲間である五人のカラフルな妖精が参加者に優しくルールを説明しています。会場のあちこちからお客さんの楽しげな声が聞こえてきて、とても賑やかでした!
ゲームが終わり、物語が始まっていきます。おじいちゃんの家にアップルパイを届けるため、赤ずきんがこの森に迷い込んできました。妖精は正体を知られてはいけないので、ダリアと晴留兎は物陰に隠れ、ひっそりと赤ずきんの動向を見守ります。変な森を見た赤ずきんが一言、「リンゴとぶどうが同じ木になってて便利!」。……赤ずきんはかなり天然のようです。危なっかしい赤ずきんは、動物の鳴き声を聞いてそっちの方へ行ってしましました!
赤ずきんを守るために二つ目のゲーム、「記憶の回答ゲーム」が始まります。妖精が見せる絵を暗記し、何が描かれていたかをみんなで協力して当てるようです。変な森の不思議な情景が描かれていてとても面白いです!
みんなの頑張りのおかげで赤ずきんは無事におじいちゃんのもとに辿りつけました。
「何か変なこととかはなかったかい。」
「視線みたいなものは感じる、かも?」
ここで妖精の存在がバレそうになります!これは絶体絶命!
「バレてる!!僕のオーラが強すぎたか?」
赤ずきんは人影を追って走っていきます。
ここで衝撃の事実が判明します。なんと妖精を束ねる長、フォレス様の正体は赤ずきんのおじいちゃんだったのです!正体が完全にバレないように三つ目のゲーム、「未来の導きゲーム」が始まります。
これまでの二つのゲームで使ったシードカードとフラワーボードを使い、パズルのように組み合わせることで未来を予言できるようです!「こうかな?」「それはこっちかも?」、参加者同士で声を掛け合い、試行錯誤して完成を目指します。すべてのカードを配置すると、なにやら文字が浮かんできました。
「うさぎをみつける」
これは一体どういう意味なのでしょう……?
赤ずきんは何かを見つけたようです。それは妖精……ではなく、森にいたうさぎのようです。どうやら導きゲームのおかげで正体はバレずに済んだようですね。これで一安心です。赤ずきんは無事、アップルパイを届け、元の世界に帰っていきました。
物語はこれでおしまいですが、劇の最後にゲームで高得点を出したブルーグループが表彰されました!景品としてハンズフリー首かけ扇風機を貰ったようです。おめでとうございます!!今年参加できなかった方も来年参加すればもしかしたら何か貰えるかも……!?
といった感じで劇は終了しました。次回のイベントにも期待したいですね!解散後、表彰されたブルーグループの方々の集合写真を撮らせていただきました。
私は今年が初めての参加でしたが、プレ八王子祭、なかなか楽しめました!みなさんも是非、今年の本祭や来年のプレ八王子祭に参加してみてください!