新宿祭の目玉企画「鉄人29階」。縦長の都市型キャンパスの特徴を活かし、1階まで29階までを階段で登り切るタイムトライアル企画である。これに、新聞会会長自ら挑戦してきたので、この顛末をリポートしたい。

事の発端は昨年、こぐテレというテレビ放送企画で収録した番組中、鉄人29階に挑戦したことにはじまる。この時「私も男の端くれですから」「目標タイムは2分台」と豪語していた彼であったが、結果としてタイムは5分21秒。目標タイムには遠く及ばず、悔し涙に唇を噛む結果となった。

3年生となった彼、もうリベンジの機会はほとんど残されていない。挑戦が決まった。新聞会員も同行し、意気込みを聞くと「去年は遠慮があったが今年は本気で行く」「頑張って1位くらいにはなれる」「2分は流石に無理だったけど3分30(優勝ライン)は切るのが今年の目標」などと豪語。もちろん「28階あたりで倒れるかもね」、と予防線を張るのに余念がなかった。

やってやるぜ!余裕の表情だ

やってやるぜ!余裕の表情だ

スタート直後、新聞会員のカメラも追いつかないほどのスタートダッシュを見せ、新聞会員にも「今年こそはやってくれるのでは」「これは2分台も夢でもないかも」「28階と言わず18階で倒れそう」など期待を抱かせる。その後ろ姿はすぐに見えなくなった。

余裕の出発、これは新記録も夢ではない

余裕の出発、これは新記録も夢ではない

スタートから40秒後、5階で待ち構える新聞会員の前に姿を現した。疲れた素振りなど全く見せないまま、唖然とする新聞会員の前を駆け上がる。通り過ぎざまに「余裕!」との主張も忘れない。新聞会員の期待も一気に膨らむ後ろ姿であった。しかし状況は一変、10階に到着した彼の姿は、意外なものであった。息を切らし、登るペースも明らかに落ちている。「アハハ・・・めっちゃつらい・・・もう足がヤバい・・・」新聞会員の期待に暗い影が落ちる。また記録更新はならないのであろうか・・・?

20階に到着、見た目は元気そうだが…

20階に到着、見た目は元気そうだが…

20階で待ち構える新聞会員の前に現れた彼は、最早コメントもおぼつかない様子であった。常に息を切らし、ヘェ・・・ハァ・・・という息に混じり、「ツライ・・・ツライ・・・ムリ・・・」との悲鳴が混じる。元アスリートとして、あるいは男の端くれとして、彼の意地はどこまで持つのだろうか。ゴールはもう、目の前である。頑張れ、との声援に「がんばるルゥ・・・」と答え、高みを目指していった。

這いながらのゴール、もはや青息吐息だ

這いながらのゴール、もはや青息吐息だ

最後の十数段を駆け上がりゴールイン。直後はもはや立ち上がる事すらままならない様子で倒れ込んでいた。タイムは4分50秒。昨年の5分21秒よりは健闘したものの、やはり目標タイムには遠く及ばない結果となった。新聞会員の再走要求にも力なく「ハァ・・・?」と答えるのみ。休憩室に転がり込むと、渡されたペットボトルを開けるのも一苦労といった様子で、力尽きた姿になっていた。呪詛のように「来年はお前だぞ・・・」と繰り返す彼の姿は、恐怖すら感じるものであった。

立ち上がることすら困難な様子、本当に体力を使う企画なのだ

立ち上がることすら困難な様子、本当に体力を使う企画なのだ

ちなみに、参加者には参加賞として景品がもらえる。受け取った彼は

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みなさんもぜひ挑戦してほしい。